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2021年6月13日 (日)

朗らかな活きがい

実際、たのしい、面白い、うれしい、
という観念が心の中に生じた時ほど、
朗らかな活きがいを人生に感じることはない。

そして、それがどんなに健康にも運命にも
直接間接顕著な効果を与えるかわからない。

ということに想到する時、
よりいっそうの貴い価値を感じる。

しかり、おそらくどんな名医名薬といえども、
この観念以上の効果は絶対にないと、
私は私の長年の経験で断言する。

多くいうまでもなく、人生は畢竟(ひっきょう)
「心」である、「観念」である。

悲哀と歓喜の分かれ道はただ、
心の向け方ひとつでもって決まる。

人生をもっと大きく、
調和的に考える考え方へ振り向ける。
狭く弱々しい方面を考えないようにする。

不幸でも、
「自分は、なんてまあ、幸せだろう」と、
こう思うことが一番いいんだ。

そういう気分の持ち方が、
喜びと悲しみから
立派に区別することのできる人で、
つまり悲しみの中から喜びを見出す人。

中村天風

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